まいぷれ高岡編集部が行く!
昼は華やかに、夜は勇壮に二つの魅力を持つお祭りです(2017年5月15日)
湊町の女性陣といっしょに
高岡御車山祭から二週間後、毎年5/15に開催される「伏木曳山祭 けんか山」にも参加してきましたよ。
なんと!湊町の曳山をまいぷれ高岡編集部も曵かせていただきました♪
ありがとうございます!
寳路町
中町
けんか山の日は、港町伏木が一番盛り上がる日です。
普段はとても静かなこの町のどこにこんなに人がいたのだろうと思うくらいに、多くの人が集まり、賑やかになります。
毎年5月15日に開催されます。高岡のお祭りは伝統を守り、曜日は関係なく行われます。(2022年より5月の第3金・土曜に変更)この日のために仕事を休む方も多いとか。
とにかく、伏木の人にとって大切なお祭りなのです。
(以前は町の人以外や女性は曳山を曳くことができなかったそうですが、曳き手の減少により、町外の人でも、曳山に参加できるようになったそうです)
法被姿のまいぷれスタッフ
当日は天気に恵まれ、本町広場には七基の曳山が勢揃いしました!
曳山同士をぶつけ合うけんか山が有名ですが、昼間の曳山は花で飾られていてとても綺麗で華やかです。
そして、お祭りに参加される皆様は法被と地下足袋でとてもかっこいい姿!
特に女性の法被姿はとても素敵でした♪(髪も美容院でセットしてもらうそう)
けんか山に対する熱い思いを感じました。
まいぷれスタッフも法被をお借りして、参加しました!
指示を出す人、ロープを引く人、後ろから押す人、力を合わせて曳山を動かします
曳山の前後には2人ずつ、計4人の曳子頭と呼ばれる人が乗り、曳山を動かす指示を出します。
いよいよスタート!「いやさーいやさー」の掛け声が響きます。
合図に合わせて一斉にロープを引っ張るのですが、お、重い…!
これを人力だけで曳いていくことに驚きです。(曳山は約10トン)
細い道は曳山がぎりぎり通れるくらいの幅です。曲がるときは、家にぶつからないかとドキドキしました。
道を曲がるところも見どころの一つです!
夜になると、提灯がたくさん付けられた曳山に変わり、「けんか山」が始まります。
闇に浮かぶ提灯の明かりは美しく幻想的です。
法輪寺前にて
一番の盛り上がりは、曳山同士をぶつける「かっちゃ」!ドンッと大きな音と提灯が揺れる様子がすごいです!
乗っている人は大丈夫なのかと心配になります。
提灯が消えてしまったり、ぶつけ合っている長手(5m近くある大木が付いている)が割れてしまったりと、ハプニングもありました。(この長手のかけらは縁起物だそうです。拾った人はいいことあるかも)
けんか山と呼ばれるのも納得!
桟敷席より間近で見ると迫力満点!
本町広場では、桟敷席が設けられ、かっちゃが間近で観戦できます(有料)!
上から見ると、提灯が激しく揺れる様子がよくわかります。夜になると、昼間以上に多くの人が熱く盛り上がっていました。
今回は写真撮影のため、すぐ近くでかっちゃを目の当たりにしましたが、曳き手さんたちの祭りにかける熱い思いが伝わってきました。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。